ツチダのエンピツ

ペンは剣より強いので

残業しない宣言(1)

引越しのために仕事を辞めて以来、半年以上無職だったのですが、今年に入って派遣社員として働き始めました。

 

経験のある職種(事務)なので、その会社独自のやり方さえ抑えれば大変ではないだろうと踏んでいたのですが、今までになく忙しい職場。正社員で働いていた時より忙しい。

わたしにとって仕事は楽しいものではないけれど、スムーズに進められない仕事はますます楽しくない。つらい。そして、絶対に残業はしたくない。

忙しい中でもスムーズに仕事を進め、定時退社を実現するには、効率よく仕事をするしかありません。

効率よく仕事をするために、何をすべきか考え実行した結果、かなり楽になったのでまとめます。

 

まずは、忙しさの原因をあぶり出します。大きく分けると下記の2つでした。

1.締め切りが設定されている業務が月にいくつもある

2.ミスや漏れが起こった時、やり直しに時間がかかる

 

常に締め切りに追われている気がして、やってもやっても何も片付かない。やらなきゃいけないことがたくさんあるから、あれもこれもと手をつけてどれも中途半端なまま。どれかをきちんと終わらせればいいのだろうけど、優先順位もよくわからない。

常に時間に追われているから焦る。焦るとミスが頻発する。きちんと仕事をしているはずなのに、何か忘れている気がして不安。

 

今までの職場では、こんなことはなかったのに何でだろう?

一つ一つの仕事は、決して難しくない。ほとんどが経験のあることや、説明を聞けばちゃんとできること。

前任者から引き継ぎを受けたことをできるだけ忠実にやっていたけれど、前任者のやり方がベストとは限らない。変えてはいけない部分は多々あるけれど、変えられる範囲のことは自分がやりやすいように変えていこう。

そう決意しました。

 

原因を踏まえて、忙しいをなくすための対策を立てます。

 

仕事量と締め切りの把握

これが必要だと考えました。

 

仕事量と締め切りを把握することで、優先順位をつけやすくなり、目の前の仕事に集中することができます。

時間に追われていると焦って確認作業もままならない。ミスを減らすには、確認作業の時間をしっかり確保すること。

 

長くなったので、続きはまた次回。

 

仕事がうまく回るようになれば、快適になる。

楽しくない仕事も、少しは楽しくなるかもしれません。

「休みの日は掃除だけで終わってしまう」という悩み

仕事の日はギリギリまで寝ていたい。朝ごはんはそこそこに、食器はとりあえず流しに運んで出勤。

仕事を終えて帰宅して、散らかった部屋を見て更に疲れを感じる。ごはんを作ろうと食材は買ってきたものの、流しを見て、朝置きっ放しにした食器をまず洗わなくてはいけないことにうんざり。

週末は、散らかった部屋を掃除しようと奮起するものの、溜まった洗濯物の洗濯をしたり、散らかったものを片付けて部屋の掃除をしたら、ぐったり。掃除ってやっぱり週末じゃないとできないなあ。

 

というのが、一人暮らしをしていた20代の頃のわたしです。

 

このままじゃだめだ!

と、少しずつ改善しました。

 

 

まず、洗い物は溜めない。

億劫でも、使った食器は食後すぐに片付ける。

食器洗いが嫌いだったので、つい後回しにしていました。でも、後回しにすればするほど、やらなきゃいけない量が増え、食器洗いをしている時間が長くなる。

嫌いだからこそ、こまめにやる。

 

 

次に、洗濯物も溜めない。

週末にまとめて洗うと干すのが大変です。干すためのハンガーや、干す場所が足りなくなってしまうこともあります。

なので、毎朝、洗濯をして、干してから出勤する。

毎日洗濯すれば、干す量も少なくて済みます。

 

上記を実行するために、朝起きる時間を早める努力もしました。

朝、時間がないから、食器が洗えない、洗濯ができない。それなら時間を作るしかないんですよね。

 

 

そして、床に物を置きっ放しにしない。

置きっ放しにすると、掃除の時にそれを一旦どかして空いた場所を雑巾で拭いて(または掃除機をかけて)また戻すという作業が発生します。

まずは床に物を置かないことからスタートすると、掃除が楽になります。

床に物を置いていると、蹴飛ばして痛い思いをしたり、踏みつけて物を壊してしまったり、悲しい思いをすることも多いです。

 

また、テーブルに物を置きっ放しにしないことも心掛けると、部屋がだいぶすっきりします。

 

家を出る前と、寝る前は、床とテーブルの上を片付けるようにすると、帰ってきた時、朝起きた時が大変気持ちいいのでおすすめです。

 

ミニマリストに憧れて

ミニマリスト

物を減らし、少ない持ち物で暮らす人たちのこと。

 

もともと、ミニマリストという言葉は知らなかったのだけれど、生活感のない部屋にしたい、シンプルに暮らしたい、持ち物を減らしたいと願い、一人暮らしの頃は理想に近づくよう努力しておりました。

 

物をたくさん処分していると「断捨離だね」などと言われることが多かったのですが、断捨離という言葉にくくられるのは好きではなくて、その度に渋い顔をしておりました。

けれど、ミニマリストという言葉を知った時、これはいいなと思ったのでした。

 

結婚する前は、かなり理想に近い部屋づくり、生活ができていたと思っています。

炊飯器を捨て、土鍋でお米を炊いたり、

電子レンジを捨てたり、

掃除機を捨てて、雑巾のみで掃除したり。

物は備え付けの収納に収まるだけに抑え、いつでもすっきりした空間。

 

けれど、結婚したら一人ではない。

わたしだけの家ではない。

わたしだけの暮らしではない。

 

結婚当初、必要なものを買うのに疲れて妥協してしまったものもあり、あの頃の理想の暮らしからは遠のいてしまいました。

 

しかし、これからまた、少しずつ理想に近づけるよう努力すればよいのです。

夫のものは勝手に処分するわけにいかないので、まずは自分の持ち物をしっかり見直して、理想の暮らし再建への第一歩としたいと思います。

 

人が把握できる物の量というのは、限界があると思うのです。

いくら収納を増やし、物をたくさん溜め込んでも、忘れてしまうなら持ってないのと同じこと。

持ってない同然のものが、家というくつろぎの空間を圧迫しているのなら、持ってないものよりたちが悪い。

 

そういうものを減らして、把握できるだけの大事に思うものに囲まれて暮らしたい。

持ち物を減らすことを目的にするのではなく、大事なものをより大事にするために。

 

婚活終わりました

「これからずっと誰にも抱きしめられることなく老いて死んでいくんだ」

一人の生活に慣れて早幾年。「彼氏欲しい」「結婚したい」などと口にしてもそれほど緊張感はなかったのですが、この時は切実に思いました。このまま老いて死ぬのはイヤ。だけど、このままだと確実にそうなる。

このままじゃいけない2015年秋。

そしてわたしは婚活を始めたのでした。

 

婚活始めました

http://tsucd.hatenablog.com/entry/2015/11/14/211523

 

結婚相談所のおかげで活動開始から一ヶ月ほどで素敵な方と出会い、出会ってから一年後の2016年12月、めでたく結婚しました。

もっと早く婚活終了のブログを書こうと考えていたのですが、入籍しても結婚生活がすぐに破綻しては婚活成功とは言えません。

入籍して5ヶ月が経ったので、胸を張って婚活成功、婚活終了と宣言させていただきます。

 

経緯は以下の通りです。

2015年10月 結婚相談所への入会を決意

2015年11月 結婚相談所での活動を開始

2015年12月 素敵な方と出会う

2016年  2月 交際開始

2016年  7月 結婚相談所退会

2016年  9月 自分の両親に紹介

2016年10月 相手のご両親にご挨拶

2016年11月 両家の両親顔合わせ

2016年12月 入籍

 

夫が入籍の一ヶ月ほど前に具体的な入籍の日を提案してきて急なことだったので結婚式はまだ挙げていないのですが、2017年中には身内だけで結婚式をしようかと考えています。

 

2016年12月までに結婚すると意気込んで婚活を始め、友人たちにあてた2016年の年賀状に「今年結婚するから」「来年は新しい名字で年賀状出すから」と書き散らしました。

もっと早く結婚相談所を退会できるかと考えていたものの予想していたよりも退会が遅くなってしまったので、年内の結婚は無理かなあと思っていたのに2016年内に結婚できてしまいました。

 

夫との暮らしもとても楽しく充実した日々で、この人と結婚してよかった、結婚相談所に入会してよかったとつくづく思います。

 

結婚相談所で出会いを求めるなんて自分には全くない発想だったけれど、思いつきで行動に移してみたらこんなに素敵な出会いがあったので、思いつきに従って行動してよかった。

「出会いがない」と嘆いている人は、説明を聞きに行くだけでも結婚相談所に足を運ぶことをおすすめします。同じように出会いのない異性がわんさかいますから。普通に暮らしていたら出会えない人に出会えるのが結婚相談所のよいところ。入会金、月会費などお金はかかるけれど、それに見合ったお相手が見つかります。

最高の一生の伴侶が、給料一ヶ月分で得られるなら安いものじゃないですか?(入会金、月会費含めてわたしが結婚相談所に払った金額は給料一ヶ月分までいかないです)

 結婚相談所の宣伝みたいになってきた。

結婚相談所の魅力をもう一つあげると、結婚相談所に入ったという話をすると友達にウケるところです。話が盛り上がります。

 

婚活中の方もこれから婚活される方も、素敵な出会いがありますように。

結婚生活は、楽しいです。

 

断酒90日目

お酒をやめて90日が経ちました。

90日と言ったら三ヶ月です。マジかよ。

自分のことながら、とても信じられません。

 

お酒を飲んでいた頃のわたしは初対面の人に紹介される時、下記のような扱いを受けていました。

 

お酒大好きツルギさん

酒豪のツルギさん

ビール大好きツルギさん

お酒の強いツルギさん

 

夕食には毎日のようにビール。

ビールに合うおつまみを作っては飲む。

ごはん作るのが面倒な日は、ビールに合うおつまみを買って来ては飲む。

今日は仕事頑張ったからと飲み、

いいことがあったからと飲み、

悲しいことがあったからと飲み、

金曜日だから飲む。

土曜日だから飲む。

明日から仕事で憂鬱だから日曜日に飲む。

旅行に行ったから飲む。

外食だから飲む。

実家に帰ったから飲む。

家に一人だから飲む。

暑いから飲む。

寒いから飲む。

天気がいいから飲む。

雪だから飲む。

雨だから飲む。

何か飲みたいから飲む。

 

それが今やお酒を一滴も口にしない人間に。

驚きです。

 

きっかけは、当時つきあい始めたばかりだった恋人とお酒を飲んだ時でした。

とても楽しい時を過ごしたなあと翌日になって恋人にメールをしたら、恋人からの返信に肝が冷える思いをしたのです。

というのも、楽しかったけれど、帰り際にわたしが怒鳴ったらしく恋人に不快な思いをさせたようなのです。

文面からお察しいただけるでしょうか。

はい、心当たりがありません。

 

何で大好きな恋人に怒鳴らなきゃいけないんだよ。そんなことするわけないけど、でも恋人が嘘をつくわけないし。

声が大きくなったのを怒鳴ったと思われたのかな。いや、しかしそれも記憶にないな。

そういえば、飲み過ぎた気はしてた。酔っちゃったなあとは思った。

心当たりがあるなら、今後気をつけようがあるけれど、覚えてないのは本当にまずい。

そして、過去のお酒の席に於ける失態が頭の中を駆け巡ります。

 

度重なる二日酔いのこと。

始発まで飲んで、始発に乗り込んだのに始発駅から終点まで何往復もしたこと。

職場の人たちと行ったカラオケではしゃぎすぎて、酔いが醒めてから自己嫌悪に陥ったこと。

酔ったノリであまり行きたくもない二次会に行って帰りが遅くなって後悔したこと。

あまり親しくない男性の肩に何度もパンチしたこと。

飲み会の終わりに誰かに跳び蹴りをしたこと。

元カレに跳び蹴りをしたこと。

初対面の男性に跳び蹴りをしたこと。

 

わかったぞ。

わたし、酒癖が悪い。

だめだ、ひとまずお酒を飲むのをやめよう。

このままいくと、きっとアルコール依存症になってしまう。

アルコール依存症になってしまったら、お酒を一生飲むことができない。

そんなのはつらいから、ここでちょっと立ち止まろう。

とりあえず一ヶ月だ。一ヶ月お酒をやめよう。

そう心に決めて、お酒を飲むのをやめました。

 

ほとんど毎日、夕飯にビールを添えていたわたしが。

週末にはビールを欠かさなかったわたしが。

飲みに誘えば喜んで参加すると思われていたわたしが。

会社の飲み会でも、お酒の飲めるキャラで通っていたわたしが。

 

会社の飲み会が難関かと思ったのですが、一杯目を頼む時に「今日はお酒飲めないんで」と言ってウーロン茶で始めてしまえば、後はどうってことなかった。

それ以来、飲まない側の人間で通っているから、無理だと思っても案外できるものなんだなあと思いました。

元々、会社の飲み会は好きではなかったので、誘われなくなってラッキー。

 

そして、飲まないと決めた一ヶ月間で、アルコール依存症とかお酒の害について色々調べました。

そうすると、このまま飲まない方がいいんじゃないかと思えてきた。

それに、お酒のない生活が思っていた以上に快適なのです。

飲んでいた頃は一生飲めなくなるなんて絶対に嫌だと考えていたのに。

 

お酒を抜いてみると、一時期は美味しく飲んでいたお酒も、最近は味なんかどうでもよくてひたすら酔いを求めていたように思えてきた。

お酒は美味しいんじゃない、楽しいんだ。お酒の席でよく言っていたっけ。

むかしほど美味しく飲めていないのだった。

それに飲んでいる間はいいのだけど、飲んだ後も酔いが残るから飲んだ後はまともな判断ができなくなってしまう。

翌日にも残る。

残らない量で収めておけばいいんでしょうけど、もうそれができなくなっていたのです。

そんな量じゃ満足しない。

アルコール依存症に片足突っ込んでいたのかもしれませんね。

飲酒の一日の適量っていうのを調べたら、すっごい少ないの。

あんな量なら飲まない方がマシ。

 

お酒をやめようと思う前から、お酒を減らしたいという気持ちはあった。

お酒をたくさん飲むと、食欲がわいてたくさんごはんやお菓子を食べてしまうことがあって、それが嫌だった。

お酒を飲んでいるうちに、自炊するのが面倒になってコンビニのお弁当やお惣菜で済ませたくなるのが嫌だった。

週末、明るい時間から一人でお酒を飲みながら漫画読んだり、お菓子を食べたりしてだらだら過ごすのが本当に好きだったのだけれど、それをやると一日だらけてしまうし、翌日もだるいし、体重も増えるし、むくむ。

楽しいし好きだけど、デメリットが多い。

でも、お酒やめたくない。だから、まずは一人で飲むのをやめようとしていたのです。

その矢先に恋人に不快な思いをさせてしまった。

 

お酒をやめたきっかけは、恋人に不快な思いをさせたことだけど、そこに至るまでの下地があったんだよね。

水で満たされたコップの、あふれだす最後の一滴がその出来事だっただけ。

恋人に不快な思いをさせることがなくても、近いうちにお酒をやめていたと思う。

 

もう一生分、飲んだ。

これ以上、飲めない。

さよなら、お酒。

楽しい思い出をありがとう。

大好きでした。他の人に、幸せに飲まれてね。

水が半分入ったコップ

水が半分入ったコップがあります。

それを見てあなたは「もう半分しかない」と思うでしょうか。

「まだ半分ある」と思うでしょうか。

もう半分しかないと思うのはネガティブな考えをしやすい人、

まだ半分あると思うのはポジティブな考えをしやすい人、などとよく言われています。

同じもの、出来事でも見方を変えれば、それほど悲観的にならずに済むとか何とか。

 

けれど、真面目な人がポジティブになろうとすると、

見方を変えるというよりネガティブな考えはだめだと思い込んで、自分の気持ちを抑えつけて真逆に気持ちを持っていこうとする。

 

調子がわるい時でも「調子がわるいなんて思っちゃだめだ。わたしは元気」と言い聞かせてみたり、

いやだなあと感じても「いやだなんて思っちゃだめだ」と、考えてみたり。

苦手な人とも無理して仲良くしてみたり。

「こんな自分じゃだめだ。もっと頑張らなくちゃ」と急に無理をしてみたり。

 

無理をすると、後で反動が大きい。

自分らしくないことをして、自分の気持ちと真逆のことをして、

うまくいかなかったと落ち込む。

最初はその波は小さくて済むけれど、だんだん大きくなって手に負えなくなる。

立ち直るのに時間がかかるようになる。

 

自分の気持ちに蓋をして、真逆のことを自分の気持ちだと考えようとするのは、ポジティブでも何でもない。

自分を騙しているだけ。

水は半分入ったコップを見て「水が溢れそうなほど入っている」と言うようなものだから。

 

ネガティブな考えを持ってもいい。

否定すればするほど、大きくなっていつか自分を呑み込んでしまう。

ネガティブな考えを持った自分を否定しないことは大事。

自分の気持ちを認めた上で、他の見方ができないか落ち着いて考える。

否定して、逆の考えを自分に強いるのは、曲がった枝を力任せに曲げようとするようなもの。

無理な力を掛ければ折れてしまう。

違う方向に曲げる必要があるなら、時間を掛けて矯めればいい。

そのままでも意外と風情があっていいかもしれない。

 

わたしは「水が半分入っているな」と思う人間でありたいな。

ポジティブだろうとネガティブだろうと、フィルターをかけて見ることだから。

主観を交えずに、事実を捉えられる人間になりたい。

 

無理にポジティブになる必要はない。

もちものがいっぱいじゃな

物を減らしたい。

だいぶ減らしたけれど、まだまだ減らす余地がある。

捨てれば捨てるほど、部屋は綺麗になり使い勝手がよくなる。

掃除もしやすくなる。

だけど、それだけじゃなくて、いろんなものごとがしっかり見えてくる。

頭の中も片付いていくような気がする。

 

ドラクエのようなゲームなら、お金はお金でしかなく、アイテムはアイテムでしかない。

だから、必要なアイテムを買うためにお金を使えるし、

不要になったアイテムはどんどん売ったり、捨てたりできる。

 

現実では、お金はお金以上のもので、アイテムはアイテム以上のもの。

感情が絡んだり、思い出が詰まったりしている。

だから、なかなか捨てられない。執着してしまう。

それを切り分けられたら、身軽に最小限の持ち物で楽に生きられると思う。

 

ドラクエなら、新しい町に行くと今までより攻撃力の強い武器が売っている。

今までより防御力の優れた防具が売っている。

敵は強くなる一方だし、自分もレベルが上がっているから、武器も防具もどんどん買い替えていく。

外した装備は、仲間が使えるようなら仲間に装備させる。

けど、仲間にもよりよい装備を身につけて欲しいから、その場で売ってしまうのが一番。

売るのが惜しければ、とりあえずふくろに入れておく。

とは言え、ふくろの容量だって無限じゃない。

MPが尽きた時に体力を回復できるようやくそうはたっぷり入れておきたい。

無駄な装備をふくろに入れておく余裕などない。

使わない装備は早く手放すに限る。

 

現実でも、レベルが上がったなら、新しい町に行くような変化があったなら、

今までの装備は手放していいんじゃない?

ふくろに入りきらないもの。

 

ドラクエなら、もちものがいっぱいだって教えてくれるけど、現実では誰も教えてくれない。

だから、無限に持てると錯覚してしまう。

錯覚であって、やはり容量に限界はある。

ふくろの容量を超えた量を持ち続けると、バグが起きる。

 

例えば、こんな具合に。

 

着る服がない。

食器をよく割る。

物が見つからない。

待ち合わせに遅れがち。

靴下が片方だけ行方不明。

着る服がないのに収納には服がたくさん詰まっている。

砂糖(または塩)をぶちまける。

飲み物を盛大にこぼす。

何かを踏みつけて壊す。

朝、起きられない。

鼻がむずむずする。

体がかゆい。

時間がない。

 

物を減らす前は、よくわからないけど食器よく割ってた。

何かをこぼすこともよくあった。

物の多さで何となくいらいらして、動作が雑になるのでしょうね。

 

物が少ないと、心おだやかになれます。

物を探すストレスがないから。

自分の理想の生活に、少しずつ近づいている気がする。